parole Jouet

見たり聴いたり、嫌だったり素敵だったりな小品文

かっぱ

芥川の河童のはなしが綴られた著書を読んでいる。

電車はおよそ15分以上から本を読む。

三島の本が積まれたものの全てを読んでしまったので困っていたけれど、

今は積まれた芥川の最後の本をもう読みきってしまいそう。

電車の一時間は貴重でも、

読書はとても無駄なのでちょうど良い過ごし方。

寝てしまっても良いのだけれど、それだとあんまりもの悲しい時間になってしまって、

うら若い頃に買っては読まずにいた本で格好を付けている。

 

* *

 

先日ツイッタを見ていると、

今年参加した文フリ冊子のサークルの方が、とあるツイットをRTしていて、

それが冊子の感想ではなく、

まさに私の書いた緒言について簡単に語っていらした。

朝の忙しい時間にちらと見たものだから、

あとから見直すのはどこか恥ずかしく、

そして嬉しいものなのだなあととても単純に感じられた。